石巻・登米・気仙沼医療圏における救急医療、災害医療、小児医療、周産期医療の拠点として、「世界一強く、そして優しい病院」を目指しています。
小児科の紹介
地域小児医療の基幹病院として小児一般診療および新生児診療を担っています。小児専門医のみならず、研修医の活躍、救急科との連携や、敷地内に併設されている夜間急患センターなどに支えられ、昼夜問わず安心して受診できる病院として地域に根付いています.
当院は小児科病床の定数をもたず、柔軟性をもって多彩な症例に対応しております。common diseaseのほか、アレルギー専門医教育研修施設(正施設)の認定を受け、小児アレルギー専門医による食物経口負荷試験を行っております。また、地域周産期母子医療センターとしてNICU(6床)、GCU(6床)を有し、妊娠30週以上、出生体重1,000g以上の早産児や病的新生児の受け入れと長期的な発達発育支援を行っています。高度な医療を要する重症例など、仙台圏の3次医療施設との連携を図ります。他にも、地域の医療的ケア児/者の診療、支援学校への巡回、院内救急科、成人科や行政との連携を通じて、災害医療や移行期医療の支援を目指しています。
診療実績 2023年度
- 外来延べ人数:13,915
- 1日平均患者数:57.5
- 入院延べ人数(24時+退院):6,176
- 1日平均患者数:16.9
- 平均在院日数:7.1
- 分娩数:729
- NICU入院患者数:136
- 人工換気症例:60
診療体制は、小児科専門医5人、後期研修医1-2人、初期研修医、専門外来の診療応援医、小児外科医、遺伝科医、多職種によるチームで構成されています。小児一般外来、乳児健診、予防接種、慢性外来、新生児フォローアップ外来、各専門外来で診療を行う傍ら、救急対応や集中治療管理、帝王切開、石巻市の乳幼児健診、看護学生講義、夜間急患センターの診療応援、抄読会、エコチル調査事業などを行っています。一方で、年次有給休暇取得の推進、性別を問わない育児休暇など、働き方、ワークライフバランスにも真摯に向き合い、皆で支え合いながら心身ともに健康で活気のある職場を目指しています。
小児科の紹介
豊富な症例を経験することで、小児科医として基盤となる知識手技が獲得できます。症例カンファレンスを通じて病態の整理、プレゼン能力を養います。将来なりたい小児科医像を共有し、コーチングしながら自主性とリーダーシップ、協調性を育みます。院内誌や英誌への論文投稿、学会発表を支援します。
初期研修医・小児科専門研修医へのメッセージ
ひとりひとりの個性を大事にしながら、小児と真摯に向き合えるひとを育てます。
「人生と三陸道は、でこぼこだけれど、それもいいね」
石巻赤十字病院
住所
宮城県石巻市蛇田字西道下71番地
電話番号
0246-26-3151(代表)
担当者
桑名 翔大