臨床修練前実習の学生の皆さんへ
 
 東北大学小児科では、「臨床実習でスムーズに小児患者の診察ができる」ことを目標に臨床修練前実習のプログラムを組んでいます。
 
 小児は成人の患者さんのように、自分の状態を説明したり、指示通りに動いたりできません。そのため、小児の診察には成人とは異なる技術が必要になります。臨床修練前実習では、乳児の人形と疾患シナリオを用いて、模擬診療を行い、小児の医療面接と診察のポイントを理解してもらいます。
 小児科学の授業開始よりも前になる学生さんもいますが、本実習では疾患についての知識の獲得ではなく、小児科特有の医療面接と診察のコツを理解することが目的ですので、心配しないで臨んでください。
 
 小児の医療面接と診察のコツを習得して、BSLにつなげていきましょう。
(内田 奈生)