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2026.03.05

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JAMA Network Openに、新生児グループの大学院生 熊坂衣織(達環境医学分野)の「母体の運動習慣と児の発達」に関する論文が掲載されました。

妊娠経過に異常がない妊婦の適正な運動習慣は、母体の体重管理やストレス解消などのために推奨されています。本研究では、エコチル調査のデータを用い、母体の運動習慣と、子どもの3歳までの神経発達を評価しました。

妊娠前および妊娠中期の平均的な運動習慣を3つのレベルに分類しました。こどもの神経発達はASQ-3と呼ばれる尺度を用い、生後6か月から3歳までの6時点で評価しました。妊娠前および妊娠中期の母体活動レベルと、各年齢・ASQ-3におけるカットオフ値を上回るか、下回るかで検討しました。生後6か月では、妊娠前および妊娠中期の活動レベルが高いほど神経発達を促すことが明らかになりました。特に、粗大運動、微細運動と問題解決で有意に高いオッズ比を示しました。運動機能の推移では、生後6か月、1歳で有意にオッズ比が高く、年齢が上がるほど有意差がなくなる、または有意差があってもオッズ比は低くなる結果でした。

本研究において,妊娠前および妊娠中の母体の運動習慣は、こどもの神経発達と関連性があることが分かりました。その中でも特に、生後6か月から1歳までの早期幼児における運動機能と強く関連していることが明らかになりました。

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