第五代教授
飯沼 一宇
(H6年就任〜
17年退職)
<略 歴>
昭和42年 3月 |
東北大学医学部医学科卒業 |
昭和42年 4月 |
東北大学医学部附属病院にて臨床修練 |
昭和43年 4月 |
東北大学医学部附属病院小児科入局 |
昭和47年10月 |
東北大学医学部附属病院助手 |
昭和50年12月 |
東北大学医学部講師 |
昭和52年 9月 |
医学博士(東北大学:医第1011号) |
昭和54年 4月 |
米国Massachusetts州 Harvard Medical School留学 |
昭和63年 5月 |
東北大学医学部助教授 |
平成 6年 7月 |
東北大学医学部教授 |
平成15年 5月 |
日本小児神経学会理事長 |
飯沼一宇教授は昭和16年仙台市でお生まれになりました。宮城県立仙台第一高等学校をご卒業になり、その後の経歴は上記のとおりです。
昭和42年に東北大学医学部を卒業後、1年間のインターン(インターン制度最後の年)を東北大学医学部附属病院で行った後、東北大学医学部小児科教室(荒川教授)へ入局されました。
入局後一貫して小児神経学の臨床および研究に従事してきました。当時唯一とも言える脳の検査手段であった脳波を利用した小児の脳発達の研究、また荒川教授のライフワークであった先天代謝異常の脳機能の研究を続けられました。昭和54年にボストン小児病院のロンブローソ教授のもとに留学され、神経生理学的手法を用いた脳発達の研究を行いました。帰国後、丁
度東北大学にPETが導入された時であり、いち早くその応用に参加し、小児である故の困難さを乗り越えながらPET研究、そして同時期から発展してきたMRIなどの各種画像診断法の臨床応用に尽力されました。小児神経領域の画像解析では指導的立場におられます。
平成5年に日本小児神経学会の理事となり、以後学会の中枢でご活躍なさっています。平成13年には第104回日本小児科学会、14年には第44回日本小児神経学会、15年には第37回日本てんかん学会を主催され、いずれも企面運営のすぱらしさを絶賛されました。
平成15年からは、日本小児神経学会の理事長として運営にご尽力されています。
「平成16年度 退職教授最終講義」配布資料より引用
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