小児病態学教授
呉 繁夫
平成23年6月1日就任
 

東北大学小児科ホームページをご覧頂き、ありがとうございます。


当教室は、1918年に開講し、90年以上の歴史を持つ小児科学教室で、私は七代目の小児科教授になります。開講以来、当教室では大学の使命である、診療、研究、教育の推進を行ってきました。診療面では、開講以来、優れた小児科医を数多く育成し、世に送り出してきました。教室の同窓会員数は400名を超え、その多くが、東北地方の大学病院や中核病院小児科の勤務医として、あるいは地域住民から信頼される開業医として、東北地方の小児科医療を広く支えています。東北大学病院には、30名近くの日本小児科学会専門医が在籍し、7つの分野(血液腫瘍、新生児、神経、内分泌、腎、循環器、代謝)の各専門医による高度医療を提供しています。病棟には院内学級、プレイルーム、臨床心理士、保育士、などを配し、入院中のお子さんが出来る限り楽しく治療を受けられる環境を整えています。


研究面では小児科学の教科書を書き換える、多くの優れた研究業績が同窓の先生方により生み出されています。
例として、

  • 新生児呼吸窮迫症候群のサーファクタント療法の開発
  • 糖原病Ib型の疾患概念確立・診断法開発
  • 初めての単球系白血病細胞株THP1の樹立
  • 重篤な新生児脳症を惹き起こす高グリシン血症の病態解明・診断法開発
  • 原因不明の新生児肝炎であったNICCDの疾患概念確立・治療法確立
  • フェニルケトン尿症に対する経口薬物療法(BH4)の開発
  • コステロ症候群などのヌーナン症候群類縁疾患の病態解明・診断法開発
  • モヤモヤ病の疾患感受性遺伝子の同定・遺伝リスク診断法開発


以上、東北大学小児科のご紹介をしてきました。このホームページでは、教室の活動に関する新しい情報を出来るだけ早くお伝え出来るように、順次アップデートを行っています。時々、ご覧頂ければ幸いです。


2011年7月 東北大学大学院医学系研究科小児病態学分野教授 呉 繁夫