当院は数多くの診療科を持ち東北大学病院に次ぐ県内随一の病床数を誇り、小児科入院病棟と地域周産期母子医療センターNICUを備えた急性期高次医療施設です。
小児科の紹介
- 病床数 小児科病棟20床 NICU9床(NICU3床、GCU6床)
- 年間入院数1200例(小児科1020例、NICU180例)、外来件数平均34.2人/日
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主な疾患
小児科領域では肺炎、胃腸炎、川崎病、熱性けいれん、喘息、食物アレルギー、IgA血管炎、低身長、思春期早発症、周期性発熱、ITPなどが対象です。新生児領域では在胎30週以降の早産低出生体重児、正期産児の高ビリルビン血症、低血糖、感染症、呼吸障害などが対象です。 -
スタッフ数常勤8名、非常勤3名
得意分野 新生児疾患 アレルギー疾患 血液•免疫疾患 内分泌疾患 循環器疾患 class="content-desc__list" -
地域における役割、科の特色
当科には新生児、アレルギー、内分泌、循環器の専門医がおり、加えて神経、血液免疫の専門医が外来診療を行なっています。小児科病棟とNICUで入院管理を行っています。小児科で近隣小児科クリニックからの紹介患者を受け入れ、Common diseaseから専門性の高い疾患まで幅広く学ぶことが出来ます。当院の年間分娩数は1000件あり、全ての帝王切開と異常出産の分娩立会いを行い、新生児蘇生を実践しています。新生児科では正常新生児から病的新生児まで正常と異常の両方を学ぶことが出来ます。また、産科クリニックからの新生児搬送を受け入れている一方で、先天性心疾患、染色体異常、重症新生児仮死例については宮城県立こども病院などに新生児搬送しています。
専門研修の紹介
専門研修医が行える診療業務
小児:静脈採血、点滴確保、カテーテル尿採取、骨髄採取、腰椎穿刺、単純X線、CT検査、MRI検査、超音波検査、排泄性膀胱尿道造影、食物経口負荷試験、内分泌負荷試験
新生児:正常新生児診察・健診、新生児蘇生、挿管処置、採血(ヒールカット、静脈)、点滴確保(末梢静脈ライン、中心静脈ライン)、経静脈栄養、超音波検査、頭部MRI検査
専門研修医が行える診療業務
新生児:正常新生児診察・健診、新生児蘇生、挿管処置、採血(ヒールカット、静脈)、点滴確保(末梢静脈ライン、中心静脈ライン)、経静脈栄養、超音波検査、頭部MRI検査
学会発表や論文作成など
毎週火曜日8時30分から1時間の小児科全体の症例検討会を行なっています。NICUでは毎週月曜日に産科との合同ミーティングを行なっています。月に1、2回の抄読会、月1-2回の研修医・学生向け講義(教育プログラム)を行なっています。また、多職種連携として医師、看護師(外来、小児科病棟、NICU)、薬剤師、保育士を交えた小児科スタッフミーティングを月1回行なっています。
専門研修の指導体制(診療の指導体制やカンファレンスなど)
専門研修医の先生達は小児科学会宮城地方会、仙台カンファレンス、小児科関連学会等で実際に経験した症例を中心に学会発表を行なっています。さらに学会発表したものを論文にまとめ病院雑誌や小児科関連医学雑誌に投稿してもらっています。
初期研修医・小児科専門研修医へのメッセージ
令和6年度より通常の初期研修プログラムに加え小児科産科コースが加わりました。未来のある子ども達の診療に携わることは非常に有意義です。小児科志望のあなた、小児科に興味のあるあなた、是非当院で研修してみませんか。
独立行政法人仙台医療センター
住所
宮城県仙台市宮城野区宮城野二丁目11番12号
電話番号
022-293-1111(代表)
担当者
千葉 洋夫