2002 年 8 月開院の比較的新しい病院です。古い慣習などはなく、リベラルな空気の中で働くことができます。 小児科の紹介 小児科は宮城県南部の小児医療の中心として紹介患者の受け入れを行うとともに、直接来院した患者の中から重症者 を見出し、これらの患者を対象とした入院治療を行っています。また、予防接種外来・乳児健診、循環器および食物 アレルギーを中心としたアレルギーの専門外来も行っています。 ・病床数 小児一般病床 12床、未熟児・新生児集中治療室 2床 ・年間入院数 400-500人/年 ・外来患者数 6000-7000人/年 ・主な疾患:上下気道感染症、気管支喘息、胃腸炎、川崎病、細菌性髄膜炎、アレルギー性紫斑病、新生児疾患(軽症例) ・スタッフ 常勤医4名 ・得意分野 循環器、アレルギー、発達診療 ・地域における役割、科の特色:当科は宮城県南部の小児医療の中心的役割を果たすため、紹介患者さんの積極的な 受け入れを行うとともに、直接来院した患者さんから比較的重症度の高い患者さんを見出し、入院の上精査、加療を 行うことを中心に診療を行っています。また特殊な治療を要する悪性腫瘍、重症心疾患、脳炎等は東北大学病院や宮 城県立こども病院等へ紹介し、重篤な状態を脱した後、当院にて引き続き加療や経過観察を行うケースも増えてきて います。 日勤帯は病院が休診日である土曜・日曜・祝日でも一部大学からの応援を得て、365 日小児科医が小児を診察してい ます。また平成 24 年度からは病院として救命救急センターが開設したのに伴い、小児科も土曜・日曜・祝日を除き 準夜帯は院内待機体制をとっています。 専門研修の紹介 自主性を重んじ、指導医のもと、入院患者の主治医・週数回の外来・当直ローテーションへの参加など、ある程度スタッ フとして責任のある仕事を担当していただきます。 07 08 みやぎ県南中核病院 研修連携病院 07 宮城県柴田郡大河原町西 38-1 0224-51-5500(代表) 担当者 大原 朋一郎 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 研修連携病院 08 宮城県仙台市宮城野区宮城野2丁目-11-12 022-293-1111(代表) 担当者 千葉 洋夫 病院の紹介 当院は数多くの診療科を持ち、東北大学病院に次ぐ県内随一の病床数を 誇る、小児科入院病棟と地域周産期母子医療センター NICU を備えた急 性期高次医療施設です。 小児科の紹介 ・病床数 小児科病棟20床 NICU9床(NICU3床、GCU6床) ・年間入院数 1200 例 ( 小児科 1020 例、NICU180 例 )、外来件数平均 34.2人/日 主な疾患 : 小児科領域では肺炎、胃腸炎、川崎病、熱性けいれん、喘息、 食物アレルギー、IgA 血管炎、低身長、思春期早発症、周期性発熱、ITP などが対象です。新生児領域では在胎 30 週以降の早産低出生体重児、 正期産児の高ビリルビン血症、低血糖、感染症、呼吸障害などが対象です。 ・スタッフ数常勤 8 名、非常勤 3 名 ・得意分野 新生児疾患 アレルギー疾患 血液•免疫疾患 内分泌疾患 循環器疾患 ・地域における役割、科の特色 当科には新生児、アレルギー、内分泌、循環器の専門医がおり、加えて神経、血液免疫の専門医が外来診療を行っています。 小児科病棟とNICUで入院管理を行っています。近隣小児科クリニックからの紹介患者を受け入れ、Common diseaseから専 門性の高い疾患まで幅広く学ぶことが出来ます。当院の年間分娩数は 1000 件あり、全ての帝王切開と異常出産の分娩立会い を行い、新生児蘇生を実践しています。新生児科では、正常新生児から病的新生児まで正常と異常の両方を学ぶことが出来ます。 また、産科クリニックからの新生児搬送を受け入れている一方で、先天性心疾患、染色体異常、重症新生児仮死例については 宮城県立こども病院などに新生児搬送しています。 専門研修の紹介 < 専門研修医が行える診療業務 > 小児:静脈採血、点滴確保、カテーテル尿採取、骨髄採取、腰椎穿刺、単純 X 線、CT 検査、MRI 検査、超音波検査、排泄性 膀胱尿道造影、食物経口負荷試験、内分泌負荷試験 新生児:正常新生児診察・健診、新生児蘇生、挿管処置、採血(ヒールカット、静脈)、点滴確保(末梢静脈ライン、中心静脈 ライン)、経静脈栄養、超音波検査、頭部 MRI 検査 < 専門研修の指導体制(診療の指導体制やカンファレンスなど)> 毎週火曜日 8 時 30 分から 1 時間の小児科全体の症例検討会を行っています。NICU では毎週月曜日に産科との合同ミーティン グを行っています。月1〜2回の抄読会、月1〜2回の研修医・学生向け講義(教育プログラム)を行っています。また、多 職種連携として医師、看護師(外来、小児科病棟、NICU)、薬剤師、保育士を交えた小児科スタッフミーティングを月 1 回行っ ています。 < 学会発表や論文作成など > 専門研修医の先生達は小児科学会宮城地方会、仙台カンファレンス、小児科関連学会等で実際に経験した症例を中心に学会発 表を行っています。さらに学会発表したものを論文にまとめ、病院雑誌や小児科関連医学雑誌に投稿してもらっています。 初期研修医・小児科専門研修医へのメッセージ 令和 6 年度より通常の初期研修プログラムに加え小児科産科コースが加わりました。未来のある子ども達の診療に携わること は非常に有意義です。小児科志望のあなた、小児科に興味のあるあなた、是非当院で研修してみませんか。 24 25
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