事業内容

  • 教育セミナー
  • メディカル・コーチング・トレーニング・コース
  • 新生児集中治療の臨床研修
  • 西オーストラリア大学への短期留学
  • 胎児生理学研究

教育セミナー

毎年3回(1月、5月、9月)に仙台で開催されます。毎回5名の講師を迎え、各1時間ずつ講義(1単位)と討論(1単位)が行われます(合計2単位)。講義テーマは下記の6テーマを中心に、4年間でそれぞれ20単位ずつ、合計120単位が開講されます。

講義テーマ

  1. 胎児評価
  2. 新生児の救急と集中治療
  3. 成長・適応・損傷に伴う合併症
  4. ケアチーム育成
  5. 長期入院・在宅支援
  6. 発達評価・就学支援

特別セミナー・研究会

第29回新生児慢性肺疾患研究会(2016.10.08)
共催 新生児慢性肺疾患研究会
田辺三菱製薬株式会社
当番世話人 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 副部長 准教授 松田 直
日時 2016年 10月 8日(土)11:00~18:00
会場 TKP ガーデンシティーPREMIUM 仙台東口
参加費 3,000円
お問い合わせ トーヨー企画株式会社 江口 哲也
〒102-0072 千代田区飯田橋1-5-8アクサンビル2F
E-mail:toyo@gakkai-web.net TEL:03-3262-6605 Fax:03-3262-6705
特別講演
  • 「早産児の副腎機能と慢性肺疾患の関わり」
    講師:河井 昌彦(京都大学大学院医学研究科 発達小児科学)
詳細 研究会の御案内 [PDF:220KB]
ドレーゲルアカデミー 新生児呼吸器セミナー in 仙台 ~新生児呼吸管理の新展開~(2016.03.05)
主催 ドレーゲル
監修 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 副部長 准教授 松田 直 先生
日時 2016年 3月 5日(土)13:00~16:45(開場 12:30)
会場 TKP ガーデンシティー仙台勾当台
対象 NICU にて新生児呼吸器管理に携わる方 ※NICU 認定看護師、臨床工学技士の方も歓迎です
定員 80名
参加費 無料
申込み方法 セミナー事務局宛にメール(academy.medical.jp@draeger.com )にて「病院名」「ご所属」「お名前」 「メールアドレス」をお送りください。追って登録完了メールをお送りさせて頂きます。
プログラム
  1. 「肺の発達からみた未熟児呼吸器疾患 ~主に形態的発達との関連~」
    講師:新井 浩和(秋田赤十字病院 第二小児科部長)
  2. 「超微形態解析からみた慢性肺疾患(CLD)-CLD における肺胞微小循環系再生の試み」
    講師:中西 秀彦(東京女子医大 母子総合医療センター新生児科 講師)
  3. 「新生児用人工呼吸器の新たな可能性」
    講師:長 和俊(北海道大学病院 周産母子センター 診療教授)
  4. 「超早産児における人工呼吸管理―当院での取り組みと課題」
    講師:池田 智文(青森県立中央病院 新生児科副部長)
詳細 特別セミナーの御案内 [PDF:181KB]
セミナー感想 東北大学病院総合周産期母子医療センター 医員 池田秀之

今回、ドレーゲルアカデミー新生児呼吸器セミナーに参加させていただきました。本講演では、基礎研究をベースとした慢性肺疾患の原因や今後の治療に向けたアプローチから、より実臨床に側した形で、幅広い呼吸管理方法についてご講演いただきました。
普段の診療だけでは判断することが困難な、よりミクロのレベルでの肺胞・血管構造や、動物実験から得られたデータに基づいた慢性肺疾患の病態など興味深い内容ばかりであり、非常に有意義な時間でした。今後の臨床において、是非今回のセミナーでの考え方を急性期の呼吸器管理、慢性肺疾患の予防に生かしていきたいと思います。

東北大学病院総合周産期母子医療センター 医員
池田 秀之


  • 新井先生

  • 池田先生

  • 中西先生

  • 長先生
2023年度
第28回新生児科指導医教育セミナー(2024.03.02)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 令和6年3月2日 (土) 10:00 – 17:20
会場 Zoom会議
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「NAVAを用いた新しい呼吸管理」
    講師: 小田 新 先生
    (長野県立こども病院新生児科 部長)
  2. 「成育限界児の医療から考える家族支援」
    講師: 有光 威志 先生
    (慶應義塾大学医学部小児科 専任講師)
  3. 「低出生体重児の口腔の特徴~摂食機能の問題点と支援の実際~」
    講師: 後藤 申江 先生
    (宮城県立こども病院歯科口腔外科・矯正歯科 部長)
  4. 「臍帯を用いた疾患特性解析とその治療の可能性」
    講師: 向井 丈雄 先生
    (東京大学医学部附属病院小児科 助教)
  5. 「災害医療、知っておきたい5つのこと」
    講師: 杉浦 弘 先生
    (聖隷浜松病院総合周産期母子医療センター新生児科 部長)
  6. 総合討論

本教育セミナーに関する問い合わせは下記の事務局宛でお願い致します。
(Zoom会議への参加方法をご連絡します)

事務局代表 埴田 卓志 / Takushi HANITA
E-mail newborn@ped.med.tohoku.ac.jp

〒980-8574
仙台市青葉区星陵町1-1
東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児室(小児科)

TEL:022-717-7287 / FAX:022-717-7290

詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:602KB]
第28回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:596KB]
第27回新生児科指導医教育セミナー(2024.01.20)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 令和6年1月20日 (土) 10:00 – 16:10
会場 Zoom会議
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「新しい新生児マススクリーニング ~重症型原発性免疫不全症を中心に~」
    講師: 野崎 昌俊 先生
    (大阪母子医療センター 周産期・小児感染症科 部長 / 新生児科 副部長)
  2. 「臨床現場における「もやもや」と臨床倫理コンサルテーション」
    講師: 深谷 基裕 先生
    (愛知医科大学 看護学部 母子看護学領域(小児看護学)准教授)
  3. 「新しい早産児管理指標としての近赤外分光装置(NIRS)の活用」
    講師: 奈良 昇乃助 先生
    (東京医科大学 小児科・思春期科学分野 助教)
  4. 「マウスモデルを用いた新生児慢性肺疾患の新たな治療ターゲットの探索」
    講師: 加藤 晋 先生
    (日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 小児科 医長)
  5. 総合討論

本教育セミナーに関する問い合わせは下記の事務局宛でお願い致します。
(Zoom会議への参加方法をご連絡します)

事務局代表 埴田 卓志 / Takushi HANITA
E-mail newborn@ped.med.tohoku.ac.jp

〒980-8574
仙台市青葉区星陵町1-1
東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児室(小児科)

TEL:022-717-7287 / FAX:022-717-7290

詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:2.6MB]
第27回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:610KB]
第26回新生児科指導医教育セミナー(2023.12.16)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 令和5年12月16日(土) 10:00 - 17:20
会場 Zoom会議
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「新生児診療におけるNIRSの有用性」
    講師: 末盛 智彦 先生
    (自治医科大学とちぎ子ども医療センター 小児手術・集中治療部 学内准教授)
  2. 「多胎育児の実際〜双子の母親,多胎支援者の立場から〜」
    講師: 塩野 悦子 先生
    (東北福祉大学 健康科学部 保健看護学科 教授)
  3. 「Small-for-gestational age児の成長と糖・脂質代謝に関する基礎・臨床研究」
    講師: 長野 伸彦 先生
    (日本大学医学部小児科学系小児科学分野 准教授)
  4. 「南アジアの新生児医療と医学教育 ー実践を通して得た学びー」
    講師: 西澤 和子 先生
    (Associate Professor, Khesar Gyalpo University of Medical Sciences of Bhutan)
  5. 「鹿児島県の新生児医療体制」
    講師: 徳久 琢也 先生
    (鹿児島市立病院 新生児内科 部長)
  6. 総合討論

本教育セミナーに関する問い合わせは下記の事務局宛でお願い致します。
(Zoom会議への参加方法をご連絡します)

事務局代表 埴田 卓志 / Takushi HANITA
E-mail newborn@ped.med.tohoku.ac.jp

〒980-8574
仙台市青葉区星陵町1-1
東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児室(小児科)

TEL:022-717-7287 / FAX:022-717-7290

詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:232KB]
第26回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:535KB]
2022年度
第25回新生児科指導医教育セミナー(2023.2.11)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 令和5年2月11日(土) 10:00 - 17:20
会場 Zoom会議
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「早産児、重症仮死症例に対する循環管理のポイント」
    講師: 山本 裕 先生
    (岐阜県総合医療センター新生児内科 部長)
  2. 「ブタ及びヒト拡散テンソル画像脳アトラスを用いた新生児乳児の脳白質多段階評価」
    講師: 李 進剛 先生
    (泉大津市立病院 新生児内科部長/大阪公立大学医学部 地域周産期新生児医療人材育成寄附講座 特任講師)
  3. 「母乳栄養をすすめる上で覚えておきたいこと ビタミンK欠乏とビタミンD欠乏」
    講師: 千葉 洋夫 先生
    (仙台医療センター 小児科・新生児科 医長)
  4. 「「出向く」「つなぐ」「創る」~青森県における医療的ケア児支援のご紹介」
    講師: 網塚 貴介 先生
    (青森県立中央病院 総合周産期母子医療センター成育科 部長)
  5. 「遺伝性間質性肺疾患」
    講師: 長 和俊 先生
    (北海道大学病院 周産母子センター 診療教授)
  6. 総合討論

本教育セミナーに関する問い合わせは下記の事務局宛でお願い致します。
(Zoom会議への参加方法をご連絡します)

事務局代表 埴田 卓志 / Takushi HANITA
E-mail newborn@ped.med.tohoku.ac.jp

〒980-8574
仙台市青葉区星陵町1-1
東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児室(小児科)

TEL:022-717-7287 / FAX:022-717-7290

詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:314KB]
第25回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:557KB]
第24回新生児科指導医教育セミナー(2022.12.11)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 令和4年12月11日(日) 10:00 - 17:30
会場 Zoom会議
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「早産児におけるNO吸入療法 ~現在そして未来へ~」
    講師:中西 秀彦 先生
    (北里大学医学部附属新世紀医療開発センター先端医療領域開発部門 新生児集中治療学)
  2. 「DOHaDからみた出生前ステロイド」
    講師:濱田 裕貴 先生
    (仙台市立病院 産婦人科)
  3. 「気が付いたら新生児医が地域のコロナ指揮官に ~臨床、基礎研究から行政へ~」
    講師:鈴木 陽 先生
    県大崎保健所)
  4. 「胎児期のアドバンスケアプランニングから始まるファミリーセンタードケア」
    講師:斎藤 朋子 先生
    (神奈川県立こども医療センター 新生児科)
  5. 「腸管不全と小腸移植を含む腸管リハビリテーション」
    講師:工藤 博典 先生
    (東北大学病院総合外科(小児外科))
  6. 総合討論

本教育セミナーに関する問い合わせは下記の事務局宛でお願い致します。
(Zoom会議への参加方法をご連絡します)

事務局代表 埴田 卓志 / Takushi HANITA
E-mail newborn@ped.med.tohoku.ac.jp

〒980-8574
仙台市青葉区星陵町1-1
東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児室(小児科)

TEL:022-717-7287 / FAX:022-717-7290

詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:2.58MB]
第24回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:489KB]
第23回新生児科指導医教育セミナー(2022.10.22)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 令和4年10月22日(土) 10:00 - 16:30
会場 Zoom会議
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「小児腸管不全と肝機能障害~栄養管理に注目して」
    講師:田附 裕子 先生
    (大阪大学大学院医学系研究科 小児成育外科)
  2. 「発達支援の現場から〜N I C U卒業生のフォローを中心に〜」
    講師:植松 有里佳 先生
    (東北大学病院 小児科)
  3. 「胎生期の脳の正常発達と疾病」
    講師:城所 博之 先生
    (名古屋大学医学部附属病院)
  4. 「胎児・新生児の(右)心機能」
    講師:増谷 聡 先生
    (埼玉医科大学総合医療センター 小児科)
  5. 総合討論

本教育セミナーに関する問い合わせは下記の事務局宛でお願い致します。
(Zoom会議への参加方法をご連絡します)

事務局代表 埴田 卓志 / Takushi HANITA
E-mail newborn@ped.med.tohoku.ac.jp

〒980-8574
仙台市青葉区星陵町1-1
東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児室(小児科)

TEL:022-717-7287 / FAX:022-717-7290

詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:731KB]
第23回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:592KB]
2021年度
第22回新生児科指導医教育セミナー(2022.02.27)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 令和4年2月27日(日) 10:00 - 17:30
会場 Zoom会議
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「母乳バンクと早産児の栄養」
    講師:櫻井 基一郎 先生
    (千葉市立海浜病院 新生児科)
  2. 「乳幼児哺乳・摂食障害、実践的な評価と対処」
    講師:大山 牧子 先生
    (神奈川県立こども医療センター 地域保健推進部/新生児科)
  3. 「タダラフィルを用いた胎児発育不全に対する胎児治療」
    講師:田中 博明 先生
    (三重大学 産科婦人科)
  4. 「周産期における遺伝医療・遺伝カウンセリングの実際」
    講師:小川 真紀 先生
    (宮城県立こども病院 成育支援局 認定遺伝カウンセラー)
  5. 「先天性気管狭窄症 サブスペシャルティ研修時の症例から学ぶ」
    講師:渡辺 達也 先生
    (宮城県立こども病院 新生児科)
  6. 総合討論

本教育セミナーに関する問い合わせは下記の事務局宛でお願い致します。
(Zoom会議への参加方法をご連絡します)

事務局代表 埴田 卓志 / Takushi HANITA
E-mail newborn@ped.med.tohoku.ac.jp

〒980-8574
仙台市青葉区星陵町1-1
東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児室(小児科)

TEL:022-717-7287 / FAX:022-717-7290

詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:664KB]
第22回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:708KB]
第21回新生児科指導医教育セミナー(2022.01.29)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 令和4年1月29日(土) 10:00 - 17:30
会場 Zoom会議
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「低出生体重/早産と慢性腎臓病について」
    講師:森本 哲司 先生
    (東北医科薬科大学医学部小児科学)
  2. 「新生児水頭症の管理と最近の新生児脳外科疾患の話題」
    講師:林 俊哲 先生
    (宮城県立こども病院 脳神経外科 / 東北大学 発達神経学)
  3. 「糞便懸濁液投与(Cecal Slurry)法により作製した非外科的敗血症モデルマウスを用いた新生児敗血症の新規治療法開発」
    講師:藤岡 一路 先生
    (神戸大学医学部附属病院 総合周産期母子医療センター)
  4. 「代謝異常症を見逃さない! 新生児マススクリーニング、血糖・血ガス・アンモニア」
    講師:大浦 敏博 先生
    (仙台市立病院 臨床検査科)
  5. 「正期産の新生児脳症でのMRI:脳受傷の読影と定量的評価について」
    講師:柴崎 淳 先生
    (神奈川県立こども医療センター 新生児科)
  6. 総合討論

本教育セミナーに関する問い合わせは下記の事務局宛でお願い致します。
(Zoom会議への参加方法をご連絡します)

事務局代表 埴田 卓志 / Takushi HANITA
E-mail newborn@ped.med.tohoku.ac.jp

〒980-8574
仙台市青葉区星陵町1-1
東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児室(小児科)

TEL:022-717-7287 / FAX:022-717-7290

詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:782KB]
第21回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:475KB]
第20回新生児科指導医教育セミナー(2021.12.11)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2021年12月11日(土) 10:00 - 16:30
会場 Zoom会議
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「新生児蘇生アップデート ~ガイドライン2020&コンセンサス2021~」
    講師:杉浦 崇浩 先生(豊橋市民病院 小児科(新生児) 第二部長)
  2. 日本の新生児慢性肺疾患分類のミライ〜早期診断の観点から〜」
    講師:新井 浩和 先生(秋田赤十字病院 新生児科 部長)
  3. 「動脈管の解剖学的閉鎖機序解明と新規内科的治療薬の可能性」
    講師:伊藤 智子 先生(東京医科大学細胞生理学講座 客員研究員)
  4. 「周産期と神経発達症」
    講師:高橋 立子 先生(東北文化学園大学総合発達研究センター国見の杜クリニック)
  5. 総合討論
詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:2.6MB]
第20回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:529KB]
2020年度
第19回新生児科指導医教育セミナー (2021.02.21)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2021年 2月21日(日) 10:00 - 17:30
会場 Zoom会議
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「医療的ケア児の在宅医療 -子育て支援としての小児在宅医療-」
    講師:田中 総一郎 先生 (あおぞら診療所ほっこり仙台 院長)
  2. 「骨系統疾患の診断と周産期管理」
    講師:室月 淳 先生 (宮城県立こども病院 産科 科長 / 東北大学大学院医学系研究科 先進成育医学講座 胎児医学分野 教授)
  3. 「国際協力の経験」
    講師:山本 嘉昭 先生 (聖隷三方原病院 産婦人科 医長)
  4. 「誰でもできるCLD研究-基礎研究から橋渡し・臨床研究、系統的レビューまで-」
    講師:難波 文彦 先生 (埼玉医科大学総合医療センター 小児科 准教授)
  5. 「NICUにおける亜鉛測定の重要性と臨床的意義(適切な亜鉛補充量の検討)」
    講師:本田 義信 先生 (いわき市医療センター 未熟児・新生児科 部長)
  6. 総合討論
詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:757KB]
第19回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:588KB]
第18回新生児科指導医教育セミナー (2021.01.17)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2021年 1月17日(日) 10:00 - 17:00
会場 Zoom会議
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「小児感染症医の役割とNICUにおける抗菌薬適正使用」
    講師:桜井 博毅 先生 (宮城県立こども病院 リウマチ・感染症科)
  2. 「乳び胸水などの中枢性リンパ管疾患に対するリンパ外科的アプローチ」
    講師:加藤 基 先生 (東京大学大学院 医学系研究科 形成外科学分野)
  3. 「NICUで副腎機能を考察する」
    講師:下風 朋章 先生 (神奈川県立こども医療センター 新生児科)
  4. 「新生児蘇生においてMask CPAP を最大限に生かす」
    講師:千葉 洋夫 先生 (国立病院機構 仙台医療センター 小児科)
詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:727KB]
第18回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:347KB]
第17回 新生児科指導医教育セミナー(2020.10.11)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2020年 10月11日(日)10:00~17:00
会場 Zoom会議
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「日本の出生コホート研究から得られた最新の知見」
    講師:西郡 秀和 先生(福島県立医科大学 ふくしま子ども・女性医療支援センター 発達環境医学分野 教授)
  2. 「胎盤病理基礎&胎児・出生児との関係」
    講師:南口 早智子 先生(京都大学医学部附属病院病理診断科 准教授)
  3. 「子宮内環境が次世代に及ぼす影響」
    講師:小谷 友美 先生(名古屋大学医学部附属病院 総合周産期母子医療センター 生殖周産期部門 准教授)
  4. 「その症例は成育限界ですか?」
    講師:芳本 誠司先生(兵庫県立こども病院 総合周産期母子医療センター次長 新生児内科)
詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:738KB]
第17回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:391KB]
2019年度
第16回 新生児科指導医教育セミナー(2020.02.22)

開催を中止させていただくこととなりました。詳しくはこちらからご確認ください。

主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2020年 2月22日(土)10:00~18:00
会場 TKP仙台カンファレンスセンター カンファレンスルーム4A
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「小児感染症医の役割とNICUにおける抗菌薬適正使用」
    講師:桜井 博毅 先生(宮城県立こども病院 リウマチ・感染症科)
  2. 「子宮内環境が次世代に及ぼす影響」
    講師:小谷 友美 先生(名古屋大学医学部附属病院 総合周産期母子医療センター 生殖周産期部門)
  3. 「新生児蘇生においてMask CPAP を最大限に生かす」
    講師:千葉 洋夫 先生(国立病院機構 仙台医療センター 小児科)
  4. 「母乳バンクと早産児の栄養」
    講師:櫻井 基一郎 先生(昭和大学江東豊洲病院 新生児内科)
  5. 「日本の出生コホート研究から得られた最新の知見」
    講師:西郡 秀和 先生(福島県立医科大学 ふくしま子ども・女性医療支援センター 発達環境医学分野 教授)
詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:615KB]
第16回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:440KB]
第15回 新生児科指導医教育セミナー(2020.01.25)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2020年 1月25日(土)10:00~18:00
会場 TKP仙台カンファレンスセンター カンファレンスルーム4A
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「NICUにおける感染制御 ~MRSA対策を中心に~」
    講師:齊藤 明子 先生(名古屋大学医学部附属病院 総合周産期母子医療センター・新生児部門 病院助教)
  2. 「赤ちゃんの発達を理解しよう」
    講師:松田 直 先生(ヨナハ産婦人科小児科病院 周産期新生児小児科 部長)
  3. 「周産期現場におけるこころのケア」
    講師:加藤 奏 先生(さいたま赤十字病院 臨床心理士)
  4. 「胎児超音波が教えてくれたこと」
    講師:松本 敦 先生(岩手医科大学小児科学講座 助教)
  5. 「新生児の播種性血管内凝固と炎症」
    講師:高橋 幸博 先生(日本赤十字社 奈良県赤十字血液センター 所長)
詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:600KB]
第15回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:447KB]

  • 齊藤 明子先生

  • 松田 直先生

  • 加藤 奏先生

  • 松本 敦先生

  • 高橋 幸博先生
第14回 新生児科指導医教育セミナー(2019.11.16)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2019年 11月16日(土)10:00~18:00
会場 東北大学医学部 星陵会館2階大会議室
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「新生児科医に必要なX線診断の知識」
    講師:島貫 義久 先生(宮城県立こども病院 放射線科)
  2. 「病院のお父さんが語る新生児呼吸管理の極意 ~DCの追及とCLD予防~」
    講師:松井 晃 先生(神奈川県立こども医療センター 医療安全推進室・臨床工学アドバイザー)
  3. 「子宮内膜症,Preconception careを目指して」
    講師:升田 博隆 先生(医療法人 清和会 理事長/慶應義塾大学医学部産婦人科学教室 講師〔非常勤〕)
  4. 「低酸素虚血性脳症に対する低体温療法 〜Baby Cooling Japanの取り組み~」
    講師:五百蔵 智明 先生(姫路赤十字病院 総合周産期母子医療センター 小児科)
  5. 「当院における脳室内出血予防への取り組み ~内大脳静脈の血流波形の評価とその活用を中心に~」
    講師:池田 智文 先生(青森県立中央病院 新生児科)
詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:652KB]
第14回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:526KB]

  • 島貫 義久先生

  • 松井 晃先生

  • 升田 博隆先生

  • 五百蔵 智明先生

  • 池田 智文先生
2018年度
第13回 新生児科指導医教育セミナー(2019.02.02)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2019年 2月2日(土)10:00~18:00
会場 TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口 カンファレンスルーム8G
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「新生児低酸素性虚血性脳症における新規重症度判定・治療法の確立 ~新生仔豚を用いた水素ガス療法研究から~」
    講師:中村 信嗣 先生(香川大学 小児科)
  2. 「遺伝カウンセリング -専門医でなくてもカウンセリング精神をもって」
    講師:荒堀 仁美 先生(大阪大学大学院医学系研究科 小児科学)
  3. 「早産児の最適なポジショニングと行動観察でケアの質・生活の質・発達予後が変わる!?」
    講師:佐藤 眞由美 先生(大阪急性期・総合医療センター NICU・GCU看護師長 新生児集中ケア認定看護師)
  4. 「動脈管閉鎖における内皮機能の役割」
    講師:齋藤 純一 先生(横浜市立大学 医学部 循環制御医学)
  5. 「新生児の感染症 ~世界で勝負してみよう~」
    講師:堀越 裕歩 先生(東京都立小児総合医療センター 感染症科 免疫科)
詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:432KB]
第13回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:KB]
  • 中村 信嗣先生
    中村 信嗣先生

  • 荒堀 仁美先生

  • 佐藤 眞由美先生

  • 齋藤 純一先生

  • 堀越 裕歩先生
第12回 新生児科指導医教育セミナー(2018.12.08)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2018年 12月8日(土)10:00~18:00
会場 TKP仙台カンファレンスセンター カンファレンスルーム4B
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「ヒト肺発生UpToDate ~肺細胞研究ツール開発の現状~」
    講師:大田 千晴 先生(東北大学病院 小児科)
  2. 「世界から見た日本の新生児医療:留学・臨床・研究から見えてきたもの」
    講師:諌山 哲哉 先生(国立成育医療研究センター 新生児科 診療部長)
  3. 「新生児期に備わる脳障害後のニューロン移動・再生メカニズム」
    講師:神農 英雄 先生(豊橋市民病院 小児科 副部長 / 名古屋市立大学大学院医学研究科 新生児・小児医学分野)
  4. 「先天性横隔膜ヘルニアの治療と予後」
    講師:伊藤 美春 先生(名古屋大学大学院医学系研究科 小児科学/成長発達医学 特任助教)
  5. 「当院における高感度PCR法を利用した周産期医療」
    講師:吉田 丈俊 先生(富山大学附属病院周産母子センター 特命教授)
詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:424KB]
第12回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:456KB]

  • 大田 千晴先生

  • 諫山 哲哉先生

  • 神農 英雄先生

  • 伊藤 美春先生

  • 吉田 丈俊先生
第11回 新生児科指導医教育セミナー(2018.08.18)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2018年 8月18日(土)10:00~17:00
会場 TKP仙台カンファレンスセンター 3Fカンファレンスルーム3A
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「羊水過少・AKIをきたす先天性腎尿路異常(CAKUT)への対応と予後」
    講師:坂井 清英(宮城県立こども病院 泌尿器科)
  2. 「グルココルチコイド受容体遺伝子多型と極低出生体重児の予後との関連」
    講師:小笠原 啓(福島県立医大 総合周産期母子医療センター 新生児部門)
  3. 「新生児呼吸障害に対する私たちの取り組み」
    講師:落合 正行(九州大学大学院医学研究院 周産期・小児医療学講座)
  4. 「幹細胞を用いた新生児慢性肺疾患に対する新規治療法の開発」
    講師:佐藤 義朗(名古屋大学医学部附属病院 総合周産期母子医療センター 新生児部門)
  5. 「分子生物学(ジェネティクスとエピジェネティクス)を用いてこどもの発達を理解しよう ─新生児科医のよろこび─」
    講師:寒竹 正人(順天堂大学附属静岡病院 総合周産期センター 新生児科)
詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:779KB]
第11回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:490KB]
セミナー感想 九州大学 小児科 安岡 和昭

今回仙台での指導医教育セミナーへ参加させていただき初めて東北の地を訪れました。セミナーでは東北大学病院、宮城県立こども病院、福島医科大学病院といった東北の先生方を中心に全国の先生方がタッグを組み、新しい研究から臨床内容に至るまで実際の医療に役立つ講義から後輩に対する指導まで充実した受講を沢山拝聴することができました。特に宮城県立こども病院の坂井先生の先天性腎尿路障害の講義では診断からフォローアップ、手術タイミング、胎児治療に至るまで幅広く知ることができあっという間の1時間でした。

新生児医療は一人ではできず、チームで力を尽くし、また、退院後長期間にわたり発達のサポートまで必要な医療です。また、その中で他施設との連携も重要であり、施設間での考え方の違いを知ることもとても大切です。東北の先生方が予後をよくするために診療の傍ら研究まで行っていることも知れとても刺激になりました。セミナーに参加することができ全国で新生児医療を共に行う仲間となる先生方知り合えたこと、また、日々の診療の中から疑問を見出し研究にまで生かす姿勢も学ぶことができました。日本は少子化、少子化と言われていますが低出生体重児、早産児などサポートが必要な赤ちゃんたちはむしろ増えています。今回のセミナーで学べた内容をサポートを必要としている新生児に返していきたいと思います。今後も日本全国の新生児仲間と一緒に悩みながら勉強していける新生児科指導医教育セミナーが続くことを望んでいます。

九州大学 小児科
安岡 和昭


九州大学病院 小児科 宮田 達弥

今回、初めての参加でした。

指導医セミナーという名前からは、私にはついていけないのではないかと心配しておりましたが、講師の先生方は、そのような私でも入りやすいような導入をしてくださいました。もちろん、最先端の話や高度な内容でもあり、まだ十分に消化しきれていない部分もありましたので、持ち帰って反芻したいと思います。

ありがとうございました。

九州大学病院 小児科
宮田 達弥


九州大学病院 小児科 是松 辰哉

1日かけて5人の著名な先生方の話を聞かせていただきました。日常診療にすぐに役立てられるものから、最先端の知見まで非常に飽きない内容でした。まだ未熟な身であり、これから臨床・研究と力をつけていけたらと思っているのですが、なかなか具体的なビジョンがみえないというのが正直なところであります。そういったところで今回先生方のお話を聞かせていただきモチベーションになったことはもちろん、今後やりたいことのヒントをたくさんいただけたように思います。この度は参加させていただきまことにありがとうございました。少しでも多く還元できるよう日々の診療に取り組んでいきたいと思います。

九州大学病院 小児科
是松 辰哉


  • 坂井 清英先生

  • 小笠原 啓先生

  • 落合 正行先生

  • 佐藤 義朗先生

  • 寒竹 正人先生
2017年度
第10回 新生児科指導医教育セミナー(2018.03.17)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2018年 3月17日(土)10:00~18:00
会場 TKP仙台西口ビジネスセンター 3Fカンファレンスルーム3A
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「中型動物を用いた新生児脳循環の基礎研究について~臨床医が研究?~」
    講師:中村 信(独立行政法人国立病院機構岡山医療センター 新生児科)
  2. 「PICU ってどんなところ? ―小児医療における小児集中治療医の役割」
    講師:新津 健裕(埼玉県立小児医療センター 集中治療科)
  3. 「流早産関連細菌感染症 ~ウレアプラズマを中心として~」
    講師:柳原 格(大阪母子医療センター 研究所免疫部門)
  4. 「未熟児網膜症 網膜光凝固術と VEGF薬の位置付け」
    講師:清田 眞理子(東京都立墨東病院 新生児科)
  5. 「NICUにおける新しい人工呼吸モード:Neurally adjusted ventilatory assist(NAVA)」
    講師:廣間 武彦(長野県立こども病院 新生児科)
詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:415KB]
第10回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:367KB]
セミナー感想 岡山医療センター小児科/新生児科 西村 佑真

この度は第10回新生児科指導医教育セミナーに参加させていただき、ありがとうございました。私は岡山医療センター小児系後期レジデント(2年目)西村と申します。

今回は、当院新生児科の中村先生が講義を担当されるとのことで、お誘いをいただき、参加させていただくこととなりました。

セミナーでは、スペシャリストの先生方のお話を聴講でき、大変貴重な時間を過ごすことができました。臨床に関する新しい知見を与えていただき、さらに、日頃疑問に思っていたことの解決のヒントもいただけて非常に充実したセミナーでした。加えて、留学や研究に関するお話もあり、これまで漠然ととらえていた留学・研究などがよりリアルに感じられるようになりました。

また、今回は前日に東北大学新生児科の研究室にお伺いして、羊の胎仔の研究を見学させていただきました。衝撃的でしたが、とても興味深く、いつか研究をしたいという気持ちが明確になりました。

また、研究後、セミナー後には参加された先生方と一緒に情報交換会に参加させていただきました。いつかこんな素晴らしい先生方と意見をぶつけ合ってみたいという思い、また、こんな風に語り合える同世代の仲間ができるのだろうかというわくわく感も感じることができ、とても楽しい情報交換会でした。

最後になりましたが、埴田先生をはじめ東北大の先生方、貴重な講演をお聞かせいただいた先生方、本当にありがとうございました。

岡山医療センター小児科/新生児科
西村 佑真


埼玉県立小児医療センター新生児科 芳賀 光洋

この度は第10回新生児指導医教育セミナーに参加させていただき誠にありがとうございました。私は東北大学小児科の後期研修プログラムで小児科研修を行い、小児科医および新生児科医としてのほとんど全ての知識と技術、心構えを東北大学小児科の先生方から学ばせていただきました。今回3年ぶりに仙台を訪れて、大変懐かしく思うとともに主催されております東北大学の先生方の変わらない温かさに感謝申し上げます。

セミナーは大変ご高名な先生方が講師として、最先端の内容をわかりやすくご講演していただき、これからの診療に大きな参考となりました。これだけの内容が無料(!)で聴講でき、なおかつ比較的フランクに討論ができるというのは貴重な会であり、今後もぜひ参加させていただきたいと思うと共に、現在の勤務している病院の同僚にも参加を勧めたいと思う内容でした。埴田先生をはじめとされます主催される先生方のご尽力にこの場をお借りして感謝申し上げます。

埼玉県立小児医療センター新生児科
芳賀 光洋


  • 中村 信先生

  • 新津 健裕先生

  • 柳原 格先生

  • 清田 眞理子先生

  • 廣間 武彦先生
第9回 新生児科指導医教育セミナー(2017.08.19)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2017年 8月19日(土)10:00~18:00
会場 TKP仙台西口ビジネスセンター 2Fカンファレンスルーム2A
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「ミトコンドリア遺伝病に対する核移植を用いた遺伝子治療の試み」
    講師:立花 眞仁(東北大学病院 産科 講師)
  2. 「小児難聴に対する診断、治療、療育 -人工内耳医療がもたらしたパラダイムシフト-」
    講師:川瀬 哲明(東北大学大学院医工学研究科/医学系研究科(兼)・教授)
  3. 「新生児慢性肺疾患におけるマイクロRNAの役割解明」
    講師:郷 勇人(福島県立医科大学総合周産期母子医療センター 助教)
  4. 「先天性リンパ異常(忘れられている第3の循環)」
    講師:柴崎 淳(神奈川県立こども医療センター 新生児科)
  5. 「成育限界の現在・過去・未来」
    講師:南 宏尚(高槻病院総合周産期母子医療センター 部長)
詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:425KB]
第9回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:439KB]
セミナー感想 山形県立中央病院 新生児科 岩瀬 愛惠

私は昨年まで東北大学病院新生児科で後期研修を行い、今年度より関連病院である山形県立中央病院の新生児科で勤務をしております。教育セミナーでは、最先端の研究から臨床まで幅広く、先生方のご講演をお聞きすることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。

特に臨床の分野では、超低出生体重児、また稀少疾患の経験が豊富である、他施設の先生方の治療方針やご経験をお聞きすることにより、自施設との違いや治療選択について考えを深めることができました。今後の診療に活かしていきたいと思います。貴重なご講演をありがとうございました。

山形県立中央病院 新生児科
岩瀬 愛惠


公立大学法人 福島県立医科大学付属病院 小児科学講座 蛭田 俊

この度は第9回新生児科指導医教育セミナーに参加させていただきありがとうございました。私は卒後3年目で今年の4月より福島県立医科大学付属病院小児科学講座の専攻医として勤務しております。まだ実際にNICUでの勤務は経験しておりませんが、学生の時の病院実習や初期研修医で新生児科の魅力に触れ、将来の進路の選択として前向きに考えております。そんな折に、今回のセミナーのお話を頂きまして参加させていただくこととなりました。

まだ経験のない中で、各分野においてご活躍される講師の先生方のお話についていけるだろうかという不安もありました。しかし実際に講演が始まりますと、最先端の内容から実臨床で直面する具体的な内容まで、いずれも導入から順序立ててとても丁寧にお話してくださり大変引き込まれてしまいました。臨床や研究、新生児に関わる広い分野のお話とそれに対する疑問や議論が飛び交い、まだまだ知らなかった新生児科の魅力を感じることができました。

また情報交換会にも参加させていただきました。おいしい料理を食べながら、楽しい雰囲気の中、先生方の診療や研究に対する考え方や今までの体験談などを聞かせていただきました。新生児科を専門とされた経緯など不躾な質問にも大変気さくに、そして熱意をもってお話してくださり、大変充実した時間を過ごすことができました。次回以降もぜひ参加させていただければと思っております。このような貴重な機会を頂きまして、ありがとうございました。

公立大学法人 福島県立医科大学付属病院 小児科学講座
蛭田 俊


  • 立花 眞仁先生

  • 川瀬 哲明先生

  • 郷 勇人先生

  • 柴崎 淳先生

  • 南 宏尚先生
第8回 新生児科指導医教育セミナー(2017.05.13)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2017年 5月13日(土)10:00~18:00
会場 TKP仙台東口ビジネスセンター カンファレンスルーム2B
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「成育限界児の8歳時における発達評価」
    講師:松田 直(東北大学病院 小児科 非常勤講師/八戸市立市民病院 小児科)
  2. 「人工呼吸関連肺傷害における炎症の役割」
    講師:若林 健二(東京医科歯科大学 生体集中管理学 助教)
  3. 「グルココルチコイドレセプター遺伝子多型解析と早産児副腎皮質ホルモン依存性疾患との関連」
    講師:岩永 甲午郎(京都大学医学部 小児科 助教)
  4. 「新生児疾患におけるHeme Oxygenase-1(HO-1)の役割」
    講師:藤岡 一路(神戸大学大学院医学研究科 内科系講座小児科学分野テニュアトラック特命助教)
  5. 「臨床の問題点を解決できるチームをつくろう!」
    講師:早川 昌弘(名古屋大学 医学部附属病院 総合周産期母子医療センター 病院教授)
詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:341KB]
第8回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:349KB]
セミナー感想 長岡赤十字病院 小林 玲

先日は新生児科指導医教育セミナーに参加させて頂きありがとうございました。私は地方の総合周産期で働いている新生児科医ですが、今回は自分の総合力upのために申し込みをさせて頂きました。

セミナーは5名のSpecialistによるLecture形式で、少人数なこともあって、質問・コメントがしやすい雰囲気だったと思います。当日はあいにくの荒天で、最終演者の早川先生が来れなくなってしまったのは残念でしたが、藤岡先生がそれを補うような特別Lectureを行ってくれました。どのLectureも今後の診療や研究に繋がる有意義なものでした。

また東北大学と言えば、人工胎盤の研究がすぐに思い浮かびますが、セミナーの最後にはヒツジの実験室に案内して頂きました。実際にどのように研究を行っているのかを解説して頂き、まだまだ課題は多いとのことでしたが、いつの日か実現することを祈念しております。夜には皆でおいしいお酒とご飯を囲みながら、とても楽しい時間を過ごすことができました。

当日は色々な先生方とお話をする機会があり、非常に大きな刺激を頂きました。今回学んだことを今後の診療や研究に還元していきたいと思います。この度はこのような貴重な機会を頂きありがとうございました。

長岡赤十字病院
小林 玲


総合病院土浦協同病院 新生児科 杉江 学

今回、第8回新生児科指導医教育セミナーに参加し、合わせて実験室の見学もさせていただきました。私は現在、大学病院を離れ市中のNICUに勤務していますが、以前から基礎・臨床研究に興味があり、今回のセミナーの内容をプログラムで拝見してぜひ参加したく思い、申し込ませていただきました。

セミナーを聴講して感じたのは、講師の先生方の情熱とエネルギーのすごさです。日頃教科書やマニュアルに書いてあることを実践することに忙殺されている自分と比較し、同じことをしながらさらに新生児医療の未来を切り開いていくための基礎・臨床研究を積み重ねていく先生方の姿から、多くの刺激をいただきました。セミナー、情報交換会を通じて先生方から日頃の診療・教育・研究に関わるお話を楽しく聞かせていただき、本当に貴重な機会となりました。

また、実験室の見学も非常に興味深いものでした。設備の整った実験環境に大変驚くとともに、研究の一つとして行われる人工胎盤の話を聞くことができました。日頃超未熟児の診療に携わり、胎盤とつながった状態の子宮内環境と、子宮外環境の違いの中で戦っている者からすると夢のようなお話ですが、それがいつか現実のものになる日を想像せずにはいられませんでした。

今回、このようなすばらしいセミナーに参加する機会をいただき、ありがとうございました。お忙しい中でセミナーの運営や講演をしてくださった先生方に、心より感謝申し上げるとともに、このセミナーが今後も続いていくこと、また参加できることを願っております。

総合病院土浦協同病院 新生児科
杉江 学


みやぎ県南中核病院 小児科 吉田 茉莉恵

先日は第8回新生児科指導医教育セミナーに参加させていただき、ありがとうございました。私は現在小児科の後期研修中ですが、新生児医療の勉強のため参加させていただきました。

講師の先生方は、みなさん各分野のスペシャリストならではの興味深いお話をしてくださいました。専門的な内容ですが、若手医師にとっても新生児医療の幅広さや奥深さを感じ、さらに知りたいと興味をそそられるような、贅沢なお話ばかりでした。また、今回は若手医師が多く参加していたこともあり、藤岡先生が海外留学に至るまでのお話もしてくださいました。留学に行くまでの過程について教えていただく機会はこれまであまりなかったので、とても参考になりました。

セミナー後の懇親会にも参加させていただきましたが、みなさん気さくな先生ばかりで、各施設での診療の様子をお聞きしたり、医療とは関係のないお話をしたり、とても楽しい時間を過ごすことができました。 今回初めての参加となりましたが、非常に充実した一日となりました。このような貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。

みやぎ県南中核病院 小児科
吉田 茉莉恵


山形市立病院済生館 初期研修医2年目 萩野 有正

このたびは第8回新生児科指導医教育セミナーに参加させていただき、ありがとうございました。私はまだ新生児を診療した経験はほとんどありませんが、今回のセミナーを通して、研修医にはやや難しい内容ながらも、とても勉強になったと同時に小児科・新生児科に対する興味もより一層大きくなりました。

また学問的・研究的な内容以外にも、海外留学に関して、留学が決まるまでの流れや留学中の生活・研究についてなど写真を交えながらの体験談は、今後の進路を考える上で大変参考になりました。

そしてセミナー後は、これからの専門医制度や新生児科に関してなどの真面目な話題からただの雑談まで、お酒とお肉を交えて、多くの先生とお話することができ、本当に楽しく美味しい飲み会でした。

埴田先生はじめ東北大学新生児科の先生方、講師の先生方、本当にありがとうございました。今後のセミナーにも可能であれば是非参加したいと思います。

山形市立病院済生館 初期研修医2年目
萩野 有正


  • 松田 直先生

  • 若林 健二先生

  • 岩永 甲午郎先生

  • 藤岡 一路先生
2016年度
第7回 新生児科指導医教育セミナー(2017.02.04)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2017年 2月 4日(土)10:00~17:00
会場 TKPガーデンシティ仙台 ホール21A
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「指導医はオーケストラの指揮者たれ!~他・多職種と同じ曲を奏でよう~」
    講師:渡部 晋一(公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 小児科部長/総合周産期母子医療センター長)
  2. 「胎児と新生児の発達をリレーする生物時計~早産児の発達と光環境」
    講師:太田 英伸(医療法人 静和会 浅井病院 精神科)
  3. 「NICU卒業生はCKD候補生? 早産/低出生体重と腎発生」
    講師:飛彈 麻里子(横浜労災病院 周産期センター 新生児内科)
  4. 「新生児のビリルビンと酸素代謝の特異性」
    講師:日下 隆(香川大学医学部 小児科学講座 教授)
  5. 「周産期医療を基盤とした産婦人科医療の展開:愛媛でのチャレンジ」
    講師:杉山 隆(愛媛大学大学院医学系研究科産科婦人科学 教授)
詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:430KB]
第7回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:381KB]
セミナー感想 香川大学医学部付属病院 小児科 Yinmon Htun

Thank you very much for the wonderful Educational Seminar. It was very inspiring to get to know to the innovative research projects of each Institutes. Also, as a medical doctor from foreign country, it was very fascinating to get to know the medical system and the struggles of the doctors in Japan. What impressed me the most is how the field of Perinatology is integrated by the collaboration of various health professionals. Again, I was reminded the equal importance of each professionals regarding the treatment of the newborns.

Regards to the research projects of each institutions, every project was very impressive. Every project was aimed to be simple and to be applied to bedside which is very important especially for the newborns who are deviated from normal growth and development due to various factors. For example, artificial adjustment of the light exposure to preterm infants can assist their maturation process outside of the uterus. And also the idea how the presence of Jaundice might provide the new insight into uniqueness of human species.

Even though the lectures were very difficult, all the innovative projects inspired me.

香川大学医学部附属病院 小児科
Yinmon Htun


香川大学医学部 小児科 中尾 泰浩

この度は、第7回新生児科指導医教育セミナーに参加させて頂き有り難うございました。私は卒後4年目で、新生児科に半年、小児科に1年半携わらせて頂いている小児科医です。また、今年度より大学院に入学し、少しずつではありますが研究の勉強もさせて頂いております。われわれの研究室では新生仔豚の研究をしておりますが、東北大学では胎仔ヒツジの研究をされておられるとの事で、指導医教育セミナーだけでなくNICUと研究室の見学にも参加させて頂きました。

NICUでは、同世代の先生が自分はまだしたことのない、様々な経験を沢山されている姿を見て、少しの羨ましさと焦りは感じつつも大変励みになりました。

研究室では、ヒツジの帝王切開を見学させて頂きました。実験をスムーズに行う事だけではなく、1つの実験型からいかに多くのデータを取れるかといった戦略の大切さから、実験動物の管理法、動物実験室等をいかに上手く活用するかといった事柄まで教えて頂き、研究を始めたばかりの私にとってとても勉強になりました。

セミナー見学に関しましては、各分野の著明な先生の講義を聴かせて頂き大変勉強になるとともに、アットホームな雰囲気でしたので、他の学会ではなかなかお尋ねすることが出来ないような、ざっくばらんなことも質問することが出来てとても良かったです。

また、見学後の懇親会では部活動の様な雰囲気の中で研究や臨床に対する熱い思いをお聞かせ頂き、研究・臨床に対する思いがより強くなりました。今後もこのような機会があれば是非参加させて頂きたいと思っております。

最後になりましたが、新生児科指導医教育セミナーを開催して下さった松田先生をはじめ、東北大学の先生方、各講師の先生方、関係各位の皆様に深く御礼申し上げます。

香川大学医学部 小児科
中尾 泰浩


  • 渡部 晋一先生

  • 太田 英伸先生

  • 飛騨 麻里子先生

  • 日下 隆先生

  • 杉山 隆先生
第6回 新生児科指導医教育セミナー(2016.08.13)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2016年 8月 13日(土)10:00~16:30
会場 TKP 仙台カンファレンスセンター3階 カンファレンスルーム3B
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「定量画像診断による早産児の微細脳傷害の解明」
    講師:岩田 欧介(久留米大学 医学部小児科 准教授)
  2. 「生体周期の獲得から見る脳機能の発育」
    講師:岩田 幸子(久留米大学 医学部小児科 助教)
  3. 「コミュニケーショントレーニングが医療現場の組織活性に及ぼす影響」
    講師:岡本 智子(東北大学病院 栄養管理室長、コーチ協会認定メディカルコーチ)
  4. 「胎生期のサブプレートニューロン障害がもたらすもの」
    講師:城所 博之(名古屋大学 医学部小児科 助教)
  5. 「ダウン症候群の胎児期から成人期までをとらえる - 初めてでもわかりやすいiPS細胞研究の‘いま’ -」
    講師:北畠 康司(大阪大学大学院 医学系研究科 小児科学教室 助教)
詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:339KB]
第6回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:373KB]
セミナー感想 香川大学医学部附属病院 小児科 杉野政城

私は現在卒後7年目で、卒後5年目から香川大学病院のNICUで勤務しており様々な症例を経験させて頂いています。新生児医療に携わるようになり、年次が経つ程に新生児に関してはいまだに未解明な領域が多いという事を体験しています。また、より良い治療方法が、管理方法があればと思うことが多くなり、もどかしさを感じることが多くなりました。そして、臨床の疑問や課題を解決するにはやはり研究が必要であり、自分の疑問を研究課題にしたいと思うようになりました。そういった思いが強くなり、他の研究をされている先生方がどのような経緯で研究に携わる様になり、どのような思いで研究をされているのかにとても興味を持つようになり、様々なセミナーや講演会に参加させて頂くようになりました。

今回のセミナーでの先生方の講義はいずれも新生児科医にとって臨床で直面する領域であり、魅力的な内容ばかりで非常に勉強になりました。また先生方との距離が近く、講義終了後は先生方の研究に至るまでの過程やその後の苦労なども聞かせて頂くことができ、普段の講演等では聞けないお話も聞くことが出来ました。また、セミナー終了後に東北大学の先生方との情報交換会にも参加させて頂き、美味しい料理を食べながら研究内容や熱い思いを聞かせて頂くことができ、自分の研究姿勢に対する未熟さを知るとともに研究に対する思いがより強くなりました。今後もこのような機会があれば是非参加させて頂きたいと思います。

最後になりましたが、セミナーを開催して頂いている松田先生をはじめ、東北大学の先生方、各講師の先生方、関係各位の皆様に深謝致します。

香川大学医学部附属病院 小児科
杉野 政城


公立大学法人 福島県立医科大学付属病院 小児科学講座 宮崎恭平

今回は2回目の参加で夜の醸泡交換会まで参加できました。各分野のスペシャリストの先生方と直接お話ができて大変有意義な時間でした。臨床と研究を両立させて活躍されている先生方が数多くおられ、大変刺激になりました。通常であれば、学会の特別講演やシンポジウムで聞くような話を、少人数の会ならではのただ聞くだけではない、質問のしやすいセミナー形式になっており、さらなる理解につながったように感じます。さらには東北大学の岡本先生のコーチングスキルについてのセミナーでは、コミュニケーショントレーニングのなかでお悩み相談のような形になり、おかげで頭の中を整理する機会がえられたことは、思わぬ収穫でした。次回も是非参加できればと思っています。ありがとうございました。

公立大学法人 福島県立医科大学付属病院 小児科学講座
宮崎 恭平


  • 岩田 欧介先生

  • 岩田 幸子先生

  • 岡本 智子先生

  • 城所 博之先生

  • 北畠 康司先生

  • 集合写真
第5回 新生児科指導医教育セミナー(2016.05.21)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2016年 5月 21日(土)10:00~16:00
会場 TKP 仙台カンファレンスセンター3階 カンファレンスルーム3B
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「成育限界児の救命とその成育支援、自験例を通して」
    講師:饗場 智(山形県立中央病院 周産期母子部 副部長)
  2. 「胎児期発育異常を示すインプリンティング異常症」
    講師:鏡 雅代(国立成育医療研究センター 分子内分泌研究部 臨床内分泌研究室 室長)
  3. 「臨床応用を視野にいれたUnaGによるビリルビン測定研究」
    講師:岩谷 壮太(神戸大学 大学院医学研究科 内科系講座 こども急性疾患学 特命助教)
  4. 「小児集中治療のトピックス: こどもは小さな大人じゃないって本当?」
    講師:小泉 沢(宮城県立こども病院 集中治療科)
  5. 「未熟ヒツジ脳白質損傷モデルを用いた臍帯血幹細胞による脳保護治療の研究」
    講師:李 進剛(兵庫県立こども病院 新生児科フェロー)
詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:340KB]
第5回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:323KB]
セミナー感想 防衛医科大学校 小児科医 野口崇宏

新生児指導医教育セミナー参加の感想を述べさせて頂く前に、簡単ではありますが、自己紹介と近況報告をさせて頂きます。私は現在卒後6年目になりますが、昨年の夏まで約2年間、東北大学病院総合周産母子センターNICUで研修させて頂いておりました。現在は卒業校である防衛医科大学校の大学病院で、小児科医として勤務しております。防衛医科大学校病院では、大学病院らしい希少疾患や重症疾患に触れる機会はありつつも、周産期領域では妊娠30週以降、推定体重1,500g以上しか受け入れないため、未熟児に触れる機会が少なく、新生児科医を目指す私にとっては寂しい思いをしている所です。そのため、松田先生から教育セミナーのご案内を頂くときは、いつも嬉しく思っております。

今まで数回、本セミナーに参加させて頂きましたが、今回のセミナーに限らず、各分野で御活躍されている先生方のお話を身近に拝聴できる時間は、医局の机でパソコンや参考書に向かって勉強している時よりも、遥かに身に付くものが多く、貴重な時間となりました。加えて、セミナー終了後の醸泡(情報)交換会で、お酒を交えながら先生方の様々なお話を聞くことが出来ることは、モチベーションを上げ、将来のビジョンを思い描く基礎になるという点で、非常に魅力的な時間だと思います。今後も、このような機会があれば是非とも参加させて頂きたいと思います。
最後になりますが、セミナーを運営して頂いている松田先生をはじめ、東北大学病院新生児科の先生方、講師をして下さる先生方にこの場をお借りして御礼申し上げます。

防衛医科大学校 小児科医
野口 崇宏


  • 饗場先生

  • 鏡先生

  • 岩谷先生

  • 小泉先生

  • 李先生
2015年度
第4回 新生児科指導医教育セミナー(2016.01.23)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2016年 1月 23日(土)10:00~17:00
会場 TKP 仙台カンファレンスセンター4階 ホール4B
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
※15時以降から宮城県周産期医療懇話会との共催になります。宮城県周産期医療懇話会のみの参加者は事前連絡の必要はありません。
プログラム
  1. 「日本版新生児蘇生法(NCPR)講習会で何が変わってきたか」
    講師:和田 雅樹(新潟大学 地域医療教育センター 魚沼基幹病院 新生児科 教授)
  2. 「肺胞微小循環系から見た新生児慢性肺疾患の病態解析」
    講師:中西 秀彦(東京女子医大 母子総合医療センター新生児科 講師)
  3. 「小児科医にとって臨床、研究、教育とは? -臨床研究のススメ-」
    講師:窪田 満(国立成育医療研究センター 総合診療部 部長)
  4. 「母乳のジレンマ:早産児の経母乳CMV 感染症」
    講師:森内 昌子(長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科 感染免疫 助教)
宮城県周産期医療懇話会 共催
  1. 「宮城県周産期救急搬送・コーディネート事業に関する報告2014」
    講師:崔 佳苗実(宮城県周産期救急搬送コーディネーター)
  2. 「2014年宮城県周産期統計」
    講師:仙台赤十字病院 新生児科
  3. 「妊娠成立前からはじめる先制医療 -DOHaD の視点から-」
    講師:佐川 典正(洛和会音羽病院 総合女性医学健康センター 所長)
詳細 教育セミナーの御案内 [PDF:364KB]
第4回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:340KB]
セミナー感想 東北大学病院総合周産期母子医療センター 研修登録医(防衛医科大学校 研修医) 高梨愛佳

セミナーに参加させて頂きありがとうございました。
研究・臨床のポイントといったお話から最新の基礎研究のお話まで、多岐に渡るお話を聞くことができ大変勉強になりました。卒後3年目の日々は目の前の患者さんで手一杯になってしまい、今回のような医療を多方面から見ることができる機会は大変貴重でした。是非、次回も参加させて頂きたいと思います。本当にありがとうございました。

東北大学病院総合周産期母子医療センター 研修登録医(防衛医科大学校 研修医)
高梨 愛佳

第3回 新生児科指導医教育セミナー(2015.08.29)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2015年 8月 29日(土)10:00~16:00
会場 東北大学病院4階 第5会議室
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「早産児の治療成績改善に向けて
     - The University of Western Australiaの研究報告を中心に -」
    講師:三浦 雄一郎(東北大学病院 新生児科から西オーストラリア大学に留学中)
  2. 「ハイリスク児のフォローアップ: 望まれる支援と周産期医療へのフィードバック」
    講師:河野 由美(自治医科大学 小児科・総合周産期母子医療センター 学内教授)
  3. 「出生前診断と遺伝カウンセリング- 新生児科医の役割とは -」
    講師:和田 和子(大阪大学 医学部附属病院 小児科講師/総合周産期母子医療センター 副センター長)
  4. 「新生児医療における内分泌代謝の重要性」
    講師:河井 昌彦 (京都大学 医学部附属病院 小児科/新生児集中治療部 病院教授)
  5. 「黒ネズミと戯れて16年
     - 胎生期低栄養マウスモデルの開発から見果てぬ夢を追い求めて -」
    講師:伊東 宏晃(浜松医科大学 医学部附属病院 周産母子センター長 病院教授)
詳細 第3回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:434KB]
セミナー感想 大崎市民病院 和田陽一
UWA 三浦雄一郎

このたび第3回新生児指導医教育セミナーに参加させて頂きました、和田と申します。

私は卒後6年目で、先天代謝異常を専門にする(予定の)小児科医です。どんなサブスペシャリティに進んでも、小児科医にとって新生児は避けて通れない対象です。そのため新生児学に習熟し、知識をアップデートしていく必要があります。しかし特に若手医師にとって日常診療は多忙であり、腰を据えて勉強する時間が取りにくいのが実際です。

本セミナーは豪華な講師陣による、質・量ともに充実したものです。集中的に、基礎と臨床を縦断的に学ぶことができました。このような機会は貴重であり、今後も参加させて頂きたいと考えています。若手小児科医の皆さん、とてもお薦めですよ。

最後になりましたが、セミナーへの参加を快く認めて頂いた松田先生始め、関係各位の皆様に深謝致します。

大崎市民病院
和田 陽一

このたび、第3回新生児指導医教育セミナーで講演する機会をいただき、現在私がお世話になっている、西オーストラリア大学の最近の研究成果を中心に報告させていただきました。平成25年3月に渡豪して以来、初めての帰国でしたが、良い意味で仙台があまり変わっておらず、安心いたしました。

セミナーでは私なりに分かりやすく、現在の周産期新生児医療の現状、私たちのヒツジ胎仔を用いた研究によって明らかになってきたこと、そして将来の展望について説明したつもりですが、みなさまいかがだったでしょうか?また、私以外の講師の先生から貴重な講演を拝聴することで、私自身があまり詳しくない分野についても学ぶことができる良い機会となりました。

懇親会では、ビールを片手に美味しい仙台牛をいただきながら、仲間と楽しく情報交換をすることができたことを本当にうれしく感じています。このような貴重な機会を与えていただいた松田先生に、この場を借りて感謝いたします。

UWA
三浦 雄一郎


  • 三浦先生

  • 河野先生

  • 和田先生

  • 河井先生

  • 伊東先生
第2回 新生児科指導医教育セミナー(2015.05.23)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2015年 5月 23日(土)10:00~16:00
会場 TKP 仙台カンファレンスセンター4階 ホール4B
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「我が国の少子化の背景と周産期医療への影響」
    講師: 網塚 貴介 (青森県立中央病院 総合周産期母子医療センター 新生児科)
  2. 「慶応大学医学部小児科における新生児科医育成の経験から得られたこと
    - 指導医の私に何が足りないのか - 」
    講師: 池田 一成 (慶應義塾大学 医学部小児科学教室 専任講師/新生児病棟医長)
  3. 「新生児の母親声に対する認知機能 -近赤外分光法を用いて-」
    講師: 有光 威志 (慶應義塾大学 医学部小児科学教室 助教)
  4. 「再生医療の現状とMuse 細胞の将来展望」
    講師: 出澤真理 (東北大学大学院 医学系研究科 細胞組織学分野・人体構造学分野)
  5. 「周産期脳障害に対する幹細胞療法」
    講師: 佐藤 義朗 (名古屋大学 医学部附属病院 総合周産期母子医療センター新生児部門)
  6. 「内在性神経幹細胞を用いた新生児低酸素性虚血性脳症に対する治療戦略
    - 田舎の新生児科医が一念発起して目指したもの - 」
    講師: 岩井正憲 (熊本大学医学部附属病院総合周産期母子医療センターNICU)
詳細 第2回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:296KB]
セミナー感想 東北大学病院総合周産期母子医療センター 医員 佐藤信一

諸先生方に講演して頂き、最先端の研究に触れることができ、新生児領域を中心とした臨床および、基礎研究へ対する意欲が駆り立てられる内容だと感じました。また現在の周産期新生児医療の現状を再認識し、多くの諸先生方の経験を積極的な討論と懇親会を通して共有させて頂くことができ、大変有意義な時間でした。

東北大学病院総合周産期母子医療センター 医員
佐藤 信一

第1回 新生児科指導医教育セミナー(2015.03.28)
主催 東北大学病院 総合周産期母子医療センター 新生児科
日時 2015年 3月 28日(土)10:00~16:00
会場 東北大学病院4階 第5会議室
対象 新生児科指導医の研修を希望する医師など
参加費 無料
申込み方法 参加希望者は事前に事務局メールアドレスまでお知らせ下さい。
プログラム
  1. 「新生児科医にとって病態生理の理解に役立つ脳循環と酸素代謝のポイント
    ~その発達的変化と低酸素虚血が及ぼす影響~」
    講師: 中村 信嗣(香川大学医学部小児科から豪州 Monash 大学に留学中)
  2. 「体外循環と膜型人工肺」
    講師: 川村 慎一 (ニプロ総合研究所 人工臓器開発センター)
  3. 「コーチングを活かしたチーム医療」
    講師: 岡本 智子(東北大学病院 栄養管理室)
  4. 「実験的アプローチによる新たな動脈管開存症治療の開発」
    講師: 横山 詩子(横浜市立大学 大学院医学研究科 循環制御医学 准教授)
  5. 「胎児新生児肺の成長・適応・損傷に伴う合併症」
    講師: 長 和俊 (北海道大学病院 周産母子センター 診療教授)
詳細 第1回新生児科指導医教育セミナー抄録 [PDF:459KB]
セミナー感想 講師:香川大学小児科・中村信嗣先生

私はこの度大変光栄なことに、第1回新生児科指導医教育セミナーにおける講演の機会を戴き、本教育セミナーへ参加させて頂きました。本セミナーでは、新生児領域だけではなく、それに留まらない広い分野の先生方による、非常に興味深い内容の講演ばかりであり、大変多くの刺激を受けました。また幸運なことに、東北大学病院総合周産期母子医療センターNICUと、胎児生理学に関する動物実験見学の機会も合わせて戴き、非常に活気のあるNICU、熱のこもった実験に、更に刺激を受けました。本セミナー受講と施設見学を通し、新生児指導医養成のためには、臨床経験を多く積むことだけではなく、臨床に還元するための研究と領域にとらわれない幅広い知識の習得(教育)が重要であることを改めて実感いたしました。何よりも、セミナー後に東北大学の先生・スタッフの方々、講師・参加者の方々とアカデミックな会話で大変盛り上がり、親交を深めることができ、本当に楽しいひと時を過ごすことができました。また是非、受講させて頂きたいと思っております。

香川大学小児科
The Ritchie Centre, Hudson Institute of Medical Research
中村 信嗣