小児病態学教授
菊池 敦生
令和4年11月1日就任
 

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小児科はお子さんの内科系の病気すべてが診療対象となりますので、基本的な位置づけは「子どもの総合診療科」です。大学病院の場合には、この総合診療科から専門分化した診療グループが互いに連携して活動しています。具体的には、血液腫瘍、神経疾患、新生児、循環器疾患、腎疾患、内分泌疾患、先天代謝疾患の各専門医が勤務しており、外来や病棟で高度診療を行っています。各専門診療の内容は、「診療案内」の項目をご覧ください。現在のところ、小児アレルギー疾患や小児消化器疾患を専門とする常勤医師は不在のため、これらの専門医の診療が必要な場合、専門医が勤務する宮城県立こども病院へご紹介いたします(宮城県立こども病院とは緊密な連携を取って診療を行っています)。


当院へ入院される場合、新生児は西病棟6階周産母子センターNICU・GCUへ入院し、新生児以外は通常東西病棟5階の小児医療センターへ入院します。小児医療センターは、プレイルーム、院内学級、臨床心理士、保育士、など多職種のスタッフを配し、お子さんの病気を治すだけでなく、お子さんができる限り楽しい入院生活を送れるように努力しています。楽天イーグルスやベガルタ仙台の選手やクリニクラウン(病児対応に特化した道化師)の方々が、足繁く病室を訪問して下さり、他では見られない楽しい光景を目にすることが出来ます。現在コロナ禍の影響で一部の活動が中断・変更している場合がありますが、このような状況においても可能な範囲で充実した生活を過ごせるように配慮しています。



東北大学病院小児科科長 菊池 敦生 (東北大学大学院医学系研究科小児病態学分野教授)