平成23年3月11日に発生した東日本大震災は、その規模、死者・行方不明者の数、などあらゆる観点からみても、近代日本が経験したことのない激甚災害でした。災害時の小児保健医療の課題を把握するために、被災地における子どもたちの健康状態を体と心の両面から、経時的、多面的、かつ統一的視点で、広域を対象に調査・分析する必要があります。また、被災地の子どもたちの心身を支える小児保健医療の課題を把握するために、被災地の小児科医療機関の調査を行い、災害時の課題や復旧状況を把握する必要があります。
 調査・分析により、被災地の子どもの発育状況や心の問題について、調査の結果を速やかに現場に還元するとともに、対応が必要な場合には その方法を助言、検討する等、被災地で現在も進行中の問題に対して適切に対応し、被災地の小児保健の向上に資するよう配慮するとともに、今後の災害時の小児保健の在り方を提言します。

お知らせ